2013年2月8日金曜日

熊本市中央区・王ちゃん亭・ラーメン

王ちゃん亭・ラーメン = 王ちゃん亭 =

 「ラーメン」 530円

 価格の満足度:★★★☆☆
 麺の満足度 :★★★☆☆
 スープ満足度:★★★☆☆
 具の満足度 :★★☆☆☆
 総合    :★★★☆☆

 私用があって昼ごろ県庁まで足を運んだあと、県庁敷地西側の門から県道へ出て水前寺公園方面へ向かおうとすると、角に中華料理のお店がありました。その店先に『味自慢 ラーメン』と染め抜かれた幟が立っているので、中華そば系のラーメンと思ったものの気になって店内を覗くと県庁職員の皆さんの昼食タイムなのでしょう、満席状態。スルーして南へ向けて歩き始めましたが、滅多に足を運ぶ機会がないこのあたり、せっかくだから相席でもいいから入ってみようと50mほど行ったところで引き返して店内へ。

王ちゃん亭・外観 店内は作業服の皆さんで奥の座卓席までビッシリ、料理待ち状態のお客さんも多くかなり待つことになりそうなので、あきらめようと入り口の方に引き返すと、壁際の小さな2人掛けテーブルの一方が空いていて、女将さんは「そちらへどうぞ~」と案内してくれました。

王ちゃん亭・店内 せっかく案内していただいて、対面の先客さんはもうすぐ食べ終わりそうな状況だったので、そちらへ着席。厨房ではオーナーが猛烈な勢いで調理中、女将さんも小走りで配膳や片付け、盛り付けなどをこなし、どうやら平日お昼時の一番忙しい時間帯に訪れたようです。引き返したあたりには熊本市の水道局があったので、作業服の皆さんはどうやらそちらの職員の皆さんなのでしょう。常連さんも多いようで、女将さんと親しそうに言葉を交わしています。

王ちゃん亭・日替わりメニューが書かれた黒板 ともかく『ラーメン』を注文して待ちますが、皆さんオトクな日替わりメニューを注文しているようで、本日の『カラアゲ定食』が次々に運ばれてゆきます。昼休み時間のうちに食事を済ませなくてはならないお客さんがほとんどでしょうから、とにかくスピーディ。こちらは時間に余裕があるので、後回しでもいいやと思いながら待っていると、意外に早くラーメンが登場し、しかも中華そばではなく豚骨ラーメンらしき白濁したスープにちゃんとマー油も浮いていました。

 最初に麺を掬い上げてみると、やや細めでゆで方は少し柔らかめですが、熊本ラーメンのそれでした。スープとの相性もまずまずで、ラーメンを中心メニューに据えている食堂系のお店のものと比べても遜色ありません。麺は標準的なところでしょうか、★3つ。スープはまろやかでおとなしい感じがします。塩加減はほどよいところ。少し甘い感じがまとわりつく感じがあるのですが、いつまでも消えないというものではないので、まろやかさの方を評価して★3つ。

王ちゃん亭・店内壁のメニュー トッピングはゆで卵半分に、やや小ぶりのチャーシューが1枚に刻みキクラゲと刻みネギ。このラーメン、お値段は530円と比較的安いので、価格相応といえるのかもしれませんが、トッピングの量は少々物足りず寂しい気がします。チャーシューもごく普通の味と食感でした。全体として、お手ごろ感はあるものの、少々こじんまりとして物足りなさが残る一杯ですが、中華料理中心のお店でも熊本ラーメン系の豚骨ベース味にお目にかかれるのはありがたく、バランスもとれているので総合は★3つです。

 『王ちゃん亭』は、働く皆さん御用達のアットホームで活気のあるお店の雰囲気がとてもよく、初めて足を運んだ私にも実に愛想よくお話をしていただけただけでなく、お店を出る際にも気持ちのいい「ありがとうございました」の声を何度もかけてくれました。常連さんが多いのも頷けます。屋号はオーナーのお名前に由来するそうで、もちろん徳王のTKU入り口にある『王ちゃんラーメン』とは無関係です。

王ちゃん亭・くまモン型のカード 営業時間と定休日を尋ねたところ、くまモン型のカードを手渡してくれたので、そこに書いてあるのだろうと思って安心し、うかつにも裏面を確認せずに帰宅したところ、屋号と住所は書いてあるものの、定休日と営業時間は書かれていませんでした。ランチタイムは、黒板の日替わりメニューに書き添えてあった11時から14時かもしれませんが、夜の営業時間は不明です。また、主なお客さんは県庁と水道局ということで、日曜と祝日はお休みかな??と思うものの、不明です。

所在地住所:熊本市中央区水前寺6丁目2-19
電話 番号:096-381-2489
営業 時間:不明
店 休 日:不明
サ イ ト:なし

0 件のコメント: