2009年5月16日土曜日

熊本市北区・武蔵・魚介ラーメン

武蔵・魚介ラーメン= 武蔵 =

 魚介ラーメン 700円

 価格の満足度:★★★★☆
 麺の満足度 :★★★★★
 スープ満足度:★★★★☆
 具の満足度 :★★★★★
 総合    :★★★★★

 テナント料が高い市街地の中心は、新規に出店するにはハードルが高いのですが、郊外になると家賃が安いせいか店の入れ代わりが激しいようで、たまたま週末にラーメン店を探しに出かけたところ、新規開店を見つけたので入ってみました。しかも熊本ラーメン定番のトンコツではなく『魚介ラーメン』というのが興味をそそられます。

武蔵・外観
 魚介ラーメンといえば『にぼらや』以来で、トンコツにすっかり慣れた舌はちょっぴり不安と期待を感じながら、大きな木戸を開けて店内へ入ってみると新しいお店らしい雰囲気が漂います。そういえば、看板からも新しい香りが。


 カウンター席に座ると目の前にはメニューが張り付けられていましたが、看板の『魚介ラーメン』だけではなく、トンコツのラーメンもちゃんとあるのは、心憎いばかり。きっと「なんでトンコツのなかかっ!」というお客さんもいらっしゃるのでしょう。

武蔵・メニュー もちろん注文はメインの魚介ラーメンです。熊本ラーメンの食べ歩きゆえに、トンコツにも心を動かされましたが、それはまち次の機会ということにしましょう。

 さてさてまずダシは、食後に確認したところでは煮干しがベースとのことで、さかずに深みとコクのある味わいですし、真凝るものがほとんどありません。思わずスープを飲み干したい衝動にかられました。となかく醤油ベースの味はバランスがとれています。

 麺は縮れがしっかり入って透明感のある卵つなぎを思わせるコシが強いもので、これはいいです。『天和』の自家製麺と少し似通った感じがありますが、プリプリッとしたコシの強さにはそれだけで満足しそうです。

武蔵・店内 トッピングにはかなり工夫の跡が見られ、醤油ベースのラーメンには欠かせないメンマとチャーシュー3片に加えて、半熟茹で卵が半分に水菜です。ところが食べるうち、黄色い何ものかがスープに浮かんでいるのに気づきました。パプリカ(カラーピーマン)かと思いつつ(まさか(^^;)、それだけ箸ではさみ口に運ぶと、え?これって柚の皮?

武蔵・駐車場から見た外観 それがまた、水菜とともに意表をつくコンビネーションが実によく合うのです。さらに「トッピングにカツオ節を使われますか。」と尋ねられ、「スープの味を確認してから入れますから。」とプラ容器入りのカツオ節を食べている途中に入れてみると、ああ~、こりゃ『沖縄そば』のカツオベースの香りじゃないですか~…無性に那覇の『花そば』や『いれい家』の沖縄そばが食べたくなってしまいました。

 それにしても新しいラーメン屋さん、尋ねてみると2009年3月にお店をだしたばかりだそうですが、麺は好み・スープ大健闘で★5つです。

所在地住所:熊本市北区武蔵ケ丘2-1-35 中村沖畑ビル1F
電話 番号:不明
営業 時間:日曜・火曜~木曜 11:30~15:00、16:30~24:00
     :金曜・土曜    11:30~15:00、16:30~翌日 1:00か 2:00頃
店 休 日:月曜
サ イ ト:なし

0 件のコメント: